一般撮影が上手な技師は失敗している

レントゲン撮影

先輩は一般撮影が

上手だなぁ~

こんな風に撮影できたらなぁ~

と思ったことがある方は

多いと思います

 

自分は2回、3回撮影しているのに

先輩は1回で撮影できて

そんな先輩に憧れや、尊敬している

方もいると思います

しかし、1回で終わる

必要はありません

 

3回撮影はNG

3回撮影する方はお世辞にも

上手とは言えません

3回撮影するということは

修正能力が低く

そのままにしておくと危険です

何が危険かと言いますと

想像していただきたいのですが

当直・夜勤に入った時

外傷の患者さんが搬送されたとき

患者さんは痛みや苦痛に耐えています

その中で何度も再撮をされている

患者さんはどう思いますか?

このことを考えると3回も撮影できませんよね?

また外来が混んでいるときに

何度も再撮をしていると外来が回らなくなり

他の技師や部署に迷惑が掛かります

ですので極力3回目の撮影は

避けれるよな修正能力を身につけましょう

再撮は1回までOK

一般撮影は2回撮影して

大丈夫です

2回で撮影が終える

ということは修正能力が高いからです

どんなに撮影が上手な先輩でも

再撮することはあります

その時どのように撮影すれば

良いのか考え撮影します

先輩でも再撮しますので

落ち込まず次はどう撮るのか

考えることが重要です

修正方法を学ぶには

①1回目に撮影した画像を見直す

撮影した画像を見直さなければ

どこを修正するのかが分かりません

②持っている知識を生かし修正する

修正するには知識が必要です

知識を増やすためには参考書を

読む必要があります

整形の領域でお勧めの参考書はこちらです


図解上肢撮影法 [ 安藤英次 ]


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③落ち着くこと

最後に大事なのは落ち着くことです

もう失敗できないという緊張感から

また再撮となることもあります

しっかりと知識をもっていれば

緊張感も薄れます

 

普段から緊張感を持って撮影することで

一人になった時でも対応できるので

心がけながら撮影していきましょう

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました

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